福田治男氏の解任はなぜ?体罰問題も影響か…桐生第一高校監督解任の裏側とは

桐生第一高校の監督・福田治男氏の解任が決まり、同校は31日、群馬県高校野球連盟に監督と部長交代を届け出ました。

福田治夫氏の突然ともいえる解任劇はなぜ起こったのか。

詳しく見てみましょう。

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福田治男氏のプロフィール

福田治夫

出典;上毛新聞

■群馬県桐生市出身。現在56歳。

■桐生市立昭和中学校、埼玉県立上尾高等学校、東洋大学卒。

■1985年から桐生第一高校の監督に就任

1999年には同校を夏の甲子園で優勝に導く

■正田樹や一場靖弘などの、ドラフト1位で指名される選手も育成

■甲子園には春5度、夏9度出場し、2016年・春の選抜大会までの通算成績は、17勝13敗1分け

■2008年を最後に夏の甲子園には出場しておらず、昨夏は群馬大会の初戦、今夏は2回戦で敗退。

■2018年8月、野球部員への体罰行為を理由に部長が解任された。

■2018年8月31日、桐生第一高校が「総合的な経営判断」として監督交代を発表

解任について語る福田治男氏

突然ともいえる事実上の解任について、福田氏は、驚きを隠しきれていない様子です。

「突然のことで驚き、気持ちの整理がつかない。納得できない部分もある」

出典:朝日新聞

「やり残したこともあるので、このタイミングでの交代は残念。選手が卒業するまで面倒を見たかったが、申し訳ない」

出典;産経新聞

と語る一方で、第71回秋季関東地区高校野球大会の県予選が近づく部員たちを気遣って

「とにかく新しい監督と部長を信じて頑張ってほしい」

出典;産経新聞

と話しています。

また、30日に開かれた交代の旨を説明する保護者説明会では、

「残念な結果になって申し訳ありません」

出典;スポニチ

と保護者や関係者に頭を下げたそうです。

福田氏によると、学校からは解任の具体的な理由は明かされていないとのこと。

30年余り監督を務めた福田氏の解任劇は、ご本人も含め多くの人を驚かせています。

10年近い不振に加えて、今年の体罰問題の影響もあるのかもしれませんね。

学校としても、かなり思い切った決断だったのではないでしょうか?

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体罰問題、成績不振関係か

体罰問題の概要

先日明らかにされ問題になっていた、部長の体罰・暴言問題の概要です。

桐生第一高校(群馬県桐生市小曽根町)は22日、硬式野球部のいずれも30代の男性部長と男性コーチが部員に体罰を加えたり、指導者として不適切な発言をしたりしたと明らかにした。同校は部長を解任。コーチの処分については、保護者会への報告を経て判断するという。

 同校によると、体罰があったのは6月17日。部長が部員2人のあごをつかんだり、ユニフォームの肩や胸をつかんで引っ張ったりした。コーチも、時期は特定できていないが、複数の部員に対し「今後試合に出場させない」などと発言したという。

出典;産経ニュース

味戸克之校長は再発防止策として、

「部内のコミュニケーションや指導方法の見直しなど、組織体制の強化に向けた対策を推進する」

出典;産経ニュース

と話していました。

この1件から間を置かずに解任となっていることから、学校側は「組織体制の強化」の一環として、苦渋の決断を下したといえそうですね。

また、最近立て続けに大学などのパワハラ問題が取り上げられていることから、その方面を心配する関係者にも配慮したのでは、と推察します。

保護者から疑問の声も

保護者の間でも、以前から指導体制や選手起用に疑問の声があがっていたようで、

女性保護者は

「何かあるとレギュラーに戻れない。子どもがけがをしても、言い出せない雰囲気だった」

出典;上毛新聞

男性保護者は

「厳しさは必要だが、暴言や暴力はまずい。指導が難しい社会になっている」

出典;上毛新聞

と話していたとのことです。

福田氏が明かしていた苦悩

福田治夫氏は、関係者に対し

「(学校側の)風当たりがだいぶ強くなっている」

出典;上毛新聞

と漏らしていたそうです。

2008年を最後に甲子園から遠ざかり、成績不振が続いていたことで、指導者として大きな苦悩を抱いていた姿が伝わってきますね。

不振により、余計に保護者からの疑問の声も大きくなっていたと考えられます。

解任後、福田氏は部長の体罰や暴言などの問題について

「こんなに大きくなると思わなかった。悔やみきれない」

出典;上毛新聞

と語っています。

正直、筆者はあごをつかんだりユニフォームを引っ張るくらいの行為は体罰といえるのかと疑問も感じています。

複数の部員に対する「今後試合に出場させない」という発言はどうかと思いますが、前後のやりとりが分からないので、なんともいえません。

監督本人としても、それ以上に厳しい指導も経験されたと思いますし、大きな問題になるとは思っていなかったのでしょう。

選手、元教え子、周囲の反響は

▼甲子園制覇時に主将だった関口智久さん(37)のコメント

「心の整理がつかない」

出典;上毛新聞

▼ともに教え子で、オリックスの小島脩平内野手(31)のコメント

「厳しい人だった。下級生の頃から使ってもらっていたので毎日怒られていたが、愛があった」

出典;上毛新聞

▼中日の松井雅人捕手(30)

「寂しい気持ちと解任という形で残念な気持ち。とても厳しかったが、全てが厳しいわけではなく優しさがあった」

出典;上毛新聞

 ▼福田氏と長年の付き合いがある久我敏雅さん(64)のコメント

「群馬の高校野球を強くした第一人者。辞めるのは一つの時代の終わりを感じる」

出典;上毛新聞

▼亀山豊文桐生市長のコメント

「数多くのご功績を残されたことに敬意を表するとともに、桐生の名を全国に知らしめていただき、感謝している」

出典;上毛新聞

現段階では、現役部員の声などを知ることは出来ません。

ただ、元教え子などの声をみますと、厳しくはあっても愛情のある指導や信頼関係などが伝わってきますね。

体制を一新するメリットもあるかもしれませんが、驚き、残念に思う部員や関係者も少なからずいるのではないでしょうか。

新しい監督、部長の情報

後任の監督には、

今泉壮介氏(38)…元コーチ。事務職員。

部長には、

佐藤秀太郎氏(35)…教員

が就任することが決定しています。

今件で選手にも動揺があったと思いますが、秋の県予選も近づいていますし、気を立て直して頑張ってもらいたいですね。

ネットの反応

甲子園出場も遠ざかり、不祥事もあって逆境に立たされていたんでしょうね。
群馬は今や前橋育英と健大高崎の2強時代。
学校側もここらで心機一転と考えたのかな。
強豪私学では仕方のない事なのかもですが、寂しいですね。
長い間お疲れ様でした。
きっと必要としてる学校があると思います。
また手腕を発揮して下さい。

住みにくい世の中になりましたね。監督さん長い間お疲れ様でした。

これで桐生第一の甲子園はもう無くなったね。
今まで応援してたのにこんな解任劇のせいで応援する気がなくなりました。
学校側の責任は重い。

公立ではないんだから、優勝引受人たる監督が優勝から遠ざかっていれば、ましてや、野球部内の統制さえ満足に取れてなければ、解任されるのも至極当たり前の話。

私立だからね。突然はありうる。何か経営陣に目をつけられたのかも。

出典;Yahoo!ニュース

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最後に

いかがでしたか?

ネットの声は厳しいものも少しありましたが、解任を惜しむ声が多く見られました。

桐生第一高校の監督ではなくなりましたが、Yahoo!コメントにもあるように、ほかでもその手腕を必要としている場があるはずですね。

福田治男氏の長年の功績を労うとともに、桐生第一高校の今後の躍進をお祈りいたします。

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