16日午後、埼玉県の交差点で、七尾隆和さん(68)をはねたとして、大坂柴乃容疑者(24)が逮捕されました。
大坂柴乃容疑者の顔画像やSNS、事故現場などを調査しています。
まずは報道の内容を見てみましょう。
この記事でわかること
報道の内容
16日午後4時40分頃、埼玉県八潮市大瀬の県道交差点で、自転車で横断歩道を渡っていた同市伊勢野、七尾隆和さん(68)が、軽ワンボックス車にはねられ、全身を強く打ち死亡した。
草加署は、車を運転していた同市大瀬、会社員大坂紫乃容疑者(24)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、過失運転致死容疑で調べている。調べに対し、「自転車に気づいてブレーキを踏もうとしたが、間違えてアクセルを踏んでしまった」と供述しているという。
出典;読売新聞
大坂容疑者はブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまったということで、
一瞬の運転ミスが重大な事故につながるということを、改めて認識させられる事故でもあります。
横断歩道を渡る人がはねられて亡くなる事故は後を絶たず、ドライバーの歩行者優先意識の低下なども背景にあるのではないでしょうか?
こちらに関してはまた、後述していきたいと思います。
亡くなられた七尾さんやご家族の無念を思うと、胸が痛みます。
ご遺族の方にお悔やみ申し上げるとともに、七尾さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
大坂柴乃容疑者の顔画像、SNSは?
大坂容疑者の顔画像は、現段階では明らかにされていません。
こちらに関しては、このまま報道では公開されないかもしれませんね。
また、SNSなども確認してみましたが、同姓同名のアカウントはいくつかあるものの、本人の特定には至っておりません。
ただ、若い女性ですので、facebookやインスタ、Twitterなどをしている可能性は十分にあるでしょう。
検索結果のみのせておきますので、気になる方はこちらへ⇒大坂柴乃facebook検索結果
大坂柴乃容疑者のプロフィール
次に、現段階で判明している大坂容疑者のプロフィールです。
■大坂柴乃(おおさか しの?)
■24歳
■埼玉県八潮市
■会社員
■軽ワンボックス車を運転
■自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕。
■過失運転致死容疑で現在調査中。
■家族構成や婚姻関係などは明らかではありませんが、まだ24歳と若いため、結婚している可能性も低いのではないでしょうか?
亡くなった七尾隆和さんの情報
亡くなられた七尾さんの公表されている情報です。
■七尾隆和(ななお たかかず?)さん
■68歳
■八潮市伊勢野
公表されている情報は少ないものですが、お年から考えると、お子さんやお孫さんがいらっしゃった可能性も考えられます。
その場合、お孫さんの成長などを楽しみにしてらしたのではないでしょうか。
まだまだ続いていくはずの未来が絶たれてしまったことを、心から残念に思います。
改めて、亡くなられた七尾さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
事故現場の詳細は?
事故現場は、埼玉県八潮市大瀬の県道交差点と報道されています。
残念ながら、この情報のみですと事故現場の特定には至りませんでした。
引き続き特定につながる情報が得られれば、追記していきたいと思います。
事故原因について
踏み間違えミスはなぜ起こる?
事故原因は、「アクセルとブレーキを踏み間違えたこと」となっています。
横断歩道にさしかかる前に七尾さんの姿に気づいているので、もしその時に踏み間違えが無ければ…と思わずにはいられません。
一瞬のミスが取り返しのつかない事態をまねく、運転の恐ろしさを改めて感じさせられますね。
交通事故分析センターのデータによると、平成25年度の踏み間違えによって発生した事故は、年間6500件にものぼったのだとか。
また、踏み間違えの事故は、自分が予想していなかった方向に車が動き出したことによって動転し、再度アクセルを踏んでしまう…というものが多いとのこと。
本人はブレーキを踏んでいるつもりなので、「ブレーキがきかない!」と慌てて、さらにアクセルを踏み込んでしまうのだとか。
こういった踏み間違え事故は高齢者に多い事故というイメージがありますが、必ずしもそうではありません。
実際に、平成20年度の踏み間違え事故では18~29歳の男性で900件、女性で600件を超えているというデータもあります。
今回の大坂容疑者も、24歳という若い年齢で事故を起こしています。
年齢や運転経験に関係なく発生する踏み間違え事故。
自動車技術も進化していますが、最終的にはやはりドライバーひとりひとりの注意力が大切です。
特にスマホなどで注意力が散漫になったりすると運転ミスをしやすいので、十分に集中して運転する必要があります。
歩行者優先意識の低下も
また筆者は、横断歩道を渡る七尾さんの姿にもう少し早く気が付いていれば、防げた事故ではないかとも思います。
信号機のない横断歩道をわたる歩行者がはねられる事故は多発しており、当サイトでも解説しております。
■8月、宮城県にて 信号機のない横断歩道を渡っていた川名瑞穂さん(22)がはねられ亡くなった事故 ⇒記事
この事故は見通しのよい道路で発生しており、運転手の注意が散漫になっていたと想像のつくものでした。
信号待ちで横断歩道の上に止まっている車を見かけることがありますが、
ドライバーの中での歩行者優先、横断歩道への意識が薄まっているのではないでしょうか?
車を運転する者は、一歩間違えれば歩行者を死に至らしめる可能性があるということを、しっかりと心に留める必要があります。
ネットの反応
■なんで踏み間違えるんだろう?信じられない。
最近運転してて、運転適性が明らかにない人が多くなってるんじゃないか?って思うことがあります。
走行してるのにずっと顔を下に向けてる人(多分スマホ見てる)、ほとんどの車がライトを付けてる日没後に無灯火で走ってる、確認もせずに道路に飛び出してくる、登り坂で前の車にベタ付けする…などなど。
女性が多いです。(私も女性です)
私はマニュアル車を運転していますが、AT限定免許は本来適性がなかったような人まで安易に取れるようになってしまっているのではないでしょうか?もちろん、原因はそれだけではないと思いますが。
私もこういう記事は他人事にせず、「明日は我が身」で気をつけて運転しようと思います。
■ペダルの踏み間違い以前に自転車に気づくのが遅すぎるのではないか。
それで慌てて咄嗟に踏み込んだのがアクセルだったと。
先日も渋滞で停車中対向車線の車を見ていたら制動から停車、発進とずっと顔を上げずに下の方を見続けている30代位の女性ドライバーがいて目を疑った。
おそらく視界の端に見える前の車のブレーキランプを当てにして見えているつもりで運転しているのだろうけれど、それだと歩行者や自転車の存在には気づけない。
■つい先日も店のスーパーの外の安全柵に高齢者の車が突っ込んでいた。
たまたま人が居なかったから良かったけどいつもそのスーパーの安全柵の中を子供と歩くから本当にこわい
私の年齢でも自分を信用せず人のいるところではすごく慎重になるよ。若くても可能性はあるから
こういうことしてしまう人は自分の運転技術を信用し過ぎなんじゃないかと思う
出典;Yahoo!ニュース
最後に
いかがでしたか?
Yahoo!コメントには、踏み間違えに対する厳しい意見も並んでいました。
こういった事故を防ぐためには、どうしたら良いのか、改めて考えさせられますね。
自分も車を運転しますが、決して他人事とは思わず、自分の身にも起こり得ることとして考えたいと思います。
このような悲しい事故がなくなることを願うとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。