それでも愛を誓いますか?ネタバレ最新話まで

めちゃコミックで先行配信中の、『それでも愛を誓いますか?』

『刺さる』と話題の漫画のネタバレあらすじを最新話まで更新します。

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1話

それでも愛を誓いますかネタバレ

出典;めちゃコミック

主人公は、純須 純(すみす・じゅん)35歳

ゼネコン会社に勤める夫の武頼(たけより)(39歳)と結婚して8年になりますが、夫婦に子供はいません。

SNSにアップされる育児やママ友への愚痴に関する投稿を、ウザイと感じてしまう純。

夫の武頼とは会話もあり、夫婦の仲は悪くはありません

純は5年前仕事を辞めてパート勤務、ほぼ専業主婦という静かな生活。

しかし、買い物に出てふと目に赤ちゃんグッズが目に入ると、心はザワつきます

同級生との子連れランチ会に誘われ、断り文句に悩む純。

二年前「サヨ」という友達に会った時、子供をつくらないことに対して悪気のない言葉にKOされたことを思い出しています。

家でおむつのCMが流れたらテレビを消し、子供関連のものを徹底的に見たくないと思う純。

朝早く出かけ夜は遅い夫の武頼が疲れた顔で帰宅、

全身から疲弊のオーラを出していて、「今日はもう話しかけちゃいけない日だ」と察します。

(今日はっていうか、今日も)

という思いがよぎるものの、

いかんいかん疲れてても返事してくれるし…、と思い直す純。

ビールとおつまみを持って行ったときには夫はソファでダウンしてしまっています。

疲れている武頼に気を遣い、「明日休みだし久々にしませんか?」なんて軽々しく言えない…と、枕に顔をうずめ涙。

セックスレスは5年目に突入しています。

朝起きて、ごはんやコーヒーの濃さ、着替えなどの準備に気を配り、もうすぐ起きてくる夫を待つ純。

今日1日楽しく過ごせればそれでいいと思う純でしたが、起きてきても疲れが抜けない様子の武頼を見て、気を遣います。

「今日どこ行きたい?」と聞かれますが、ゆっくり一人で過ごすことを勧めるのでした。

武頼との外出が無くなった純は、同じ地元友達で結婚半年のアヤという友達に会っています。

アヤも純と同じく「地獄のママ会」を断っていました。

『…私不妊症なんだよね』

アヤの告白に目を見開く純。

不妊症なので子供の話は聞きたくない、とは言えないと言うアヤに、

純も、「セックスレスなので他人の子供の話を聞きたくない」なんて言えない、と思います。

5年前、夫の武頼は

-子供は欲しいけどなるならいい父親になりたいんだ』

『だからもう少し待って

と言っていました。

帰り道で純は、アヤにもレスだと言えなかったことを思い返しています。

純はこのまま歳を重ねていくことに強い焦燥感を感じ、

武頼と「レス」じゃなかった、昔の自分に戻れば…!と一念発起。

仕事を探して再就職しようとしますが、書類選考で落とされたり、面接で屈辱的な言葉を投げかけられたりと悔しい思いをします。

そんな純をやさしく気遣う武頼。

その後、純は派遣会社に登録し4月から会社勤務することが決まります。

勤務し始めて1週間、営アシの忙しさに驚く純。

同じ仕事場にはマスクをした、真山(まやま)と呼ばれるイマドキ風の若い男性がいました。

純は成り行きで彼の残業に付き合うことになります。

その頃夫の武頼は、仕事場で高校の同窓会の誘いの連絡をもらった後、

職場の上司?「五郎さん」と談笑。

五郎さんは退職して顧問になったら、武頼を所長に推薦するつもりだと話すのでした。

純は全身から「なんで残業」というオーラを出しながら仕事を続ける真山の背後からミスを指摘したりします。

あからさまに嫌な顔をする真山に、苦笑する純。

残業が終わって帰り際、エレベーターで一緒になった真山に『お疲れ様です』と声をかけます。

ボソッと迷惑をかけたことを謝り、去っていく真山。

そんな彼をみて、純は根は悪くないんだ、と思うのでした。

純はその後、武頼と外で待ち合わせし食事に。

いつもと違うシチュエーションに、純の心は浮き立っています。

ふたりで歩く帰り道、武頼の足元に子供がぶつかってきます。

謝る母親に『いえいえ、子供好きなんで』と答える武頼。

そんな武頼に、純は5年ぶりの勇気を出すことを決意

帰宅し、緊張しながら精一杯の気持ちで

『今日、しよ?』と告げますが…。

『悪いけど…今度にして』と武頼は拒絶。

そんな武頼に純は思いを爆発させ、いい加減ハッキリしたいと思いを伝えますが…

何も考えていないわけじゃない、と背中を向け、ドアを閉める武頼。

純は、ひとり涙を流します。

場面は変わり、会社のメンバーで純の歓迎会がおこなわれています。

無理やり連れてこられたような雰囲気の真山も登場。

場の雰囲気やお酒の力で、少し気持ちも晴れてくる純。

その頃、武頼は高校の同窓会会場前に足を運び、その会場前である女性と再会。

女性は武頼を『タケくん』と呼び、武頼も『足立(あだち)』と呼んでいます

見つめ合うふたりの関係は…?

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2話 

結婚前のことを思い出す純。

長く付き合っていくつもりなのかと聞いた母に、武頼は『結婚も考えている』と答え、純に微笑むのでした…。

いつもの朝食の時間。

努めていつも通りを装う純ですが、ふとした時に拒絶の言葉を思い出して消えたくなります。

そんな中、ケータイに届いた通知をみて顔色が少し変わる武頼

場面は変わって、純は女性社員さんとの集まりのなかで武頼との出会いについて聞かれます。

仕事で自分の背中を押してくれた武頼に惹かれていったことや、

自分の父親の葬儀に駆けつけてくれたことなどで「この人しかいない」と確信したことを思い出す純。

一方、仕事場で昼食をとる武頼は、いつも弁当屋の弁当を食べていることを後輩に突っ込まれます。

それに対し、『…嫁 料理が好きじゃないんだよね、本当は…』と答える武頼。

明るく朝食を持ってくる純の姿と、『いい加減ハッキリしたい』という言葉を思い出して顔を曇らせます。

その表情を気にした後輩が、慌てて『結婚したい男ナンバーワン』と持ち上げますが…

そんなことないよ、と答える武頼。

純は職場で、真山と仕事のやり取り。

真山は相変わらず不愛想な調子です。

そんな時、上司が横からかけた言葉で、真山は純が既婚者だということを初めて知ります。

『放任主義なんですね 浮気の心配とかないんですか?』と聞く真山に、

する暇もないと思うと答える純。

それに対し真山が放った

『暇って あるもんじゃなくて 作るもんだと思いますけどね』という言葉に

純は少しズキッとしてしまうのでした。

そのころ、職場には派遣会社から純の調子を聞く電話がかかってきていました。

職場の上司は、純の仕事ぶりをを『可もなく不可もなく』といった調子で答えます

それを聞いた派遣会社のほうでは、

・当たり障りのない印象

・キャリアはあるのに自信なさげというか、自分を押し殺している

などの人物評がなされ…

B-の評価が付けられていました。

ひとりで夜道を帰る純は、真山との会話から、武頼の浮気の可能性が心に引っかかっています。

そんな時に結婚して子供がいるサヨからLINEが入り、『二人目妊娠しました!』の報告が目に入り…道端で涙する純。

帰宅後も、

強烈な劣等感や加齢への焦燥感、

毎日忙しい彼を煩わせないように完璧な態度ばかり探してしまう自分に苦悩していました。

部屋で目を覚ますと、武頼が優しい顔で純の寝顔を見守っています。

ごめんねと謝る純に、

謝ることは何もしてない、と言う武頼。

純は武頼に抱きつき、その日はお互いの体に腕をまわしながら眠るのでした。

絆はここにあると思う純でしたが、やはり、誰かが武頼を誘惑したらどうしよう…という思いは消えません。

その時、どうやって武頼をつなぎとめればいいのか、武頼は何を考えているのか…と気になっています。

窓は強い風でガタガタ揺れ、

武頼のケータイには「足立沙織」から

「今日はLINEにいっぱいつき合ってくれてありがとう」

「昔話したいし近々ゆっくり会わない?」という文字が…。

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3話

真山は、純が既婚者だったことに人知れず衝撃を受けていた様子。

それは、雑用を頼まれてもヘラヘラしている純を『言いたいことも言えないコミュ障』と思っていたのが、実は結婚まで至れたコミュ力の持ち主だったということへの驚きでした。

自宅のベッドで、そのことをSNSに書き込みながら、『オレと違って』とつぶやく真山。

部屋を出ると兄夫婦とその息子が実家に帰ってきていました。

実家暮らししていることや、いまだに彼女を連れてきたこともないと言うことを、兄や母親に口出しされる真山。

それに対し真山がうるさそうに無言でマスクをつけると、人の顔を見てマスクをするな、と兄に怒られます。

髪とマスクで隠れないと 人の目ェ見て話せねぇのかよ

という兄の言葉に一瞬固まる真山。

遊ぼうと懐いてくる甥っ子を断り、家を出ます。

一方、純と武頼の休日の朝。

武頼は今日行く競馬の予想にいそがしい様子です。

当たるといいねと言う純に、やっぱりオレも行こうか、と武頼は言いますが…、

いつもの顔出しだから大丈夫、と言う純。

武頼に『お母さんによろしくな』と頭をなでられ、少しの触れ合いでも純の心は満たされるのでした。

『あ、そうだ 今日の競馬、友達と一緒だから

場面は変わって、街中を歩く真山は偶然純の姿を見かけますが、

SNSに書き込んだ言葉が思い出されバツが悪く、顔をそらします。

そして、純が乗り込んだバスが発車するのを見ながら、「クリーニング引換票」を出すのでした。

純は旭町(あさひまち)という、母親が住む地元で自分が高校まで育ったところに向かっています。

地元に近づくと憂鬱な気分になり、スマホで適当なドラマを観始める純。

【住宅型有料老人ホームさくら園】に到着し、純は年老いた母親と会話し始めます。

一方、山中競馬場。

足立沙織は、

『……二人じゃないんだ』と、武頼の横に男友達がいるのを見てボソッとつぶやきます。

沙織の隣には小さな子供がいますが、どうやら沙織はバツイチの様子。

観戦スペースにて、盛り上がる男友達の後ろで武頼と沙織は会話し…、

武頼が指輪をしていないことの理由を、沙織は知っていました。

『金属アレルギーだもんね』と、寂しげにほほ笑む沙織。

その姿に、武頼は昔の沙織の姿を重ね合わせます。

ふたりは付き合っていて、ペアリングを買おうと言った沙織に武頼が金属アレルギーを打ち明けた経緯があったようです。

純はそのころ、帰りのバスの中で自己嫌悪に苛まれていました。

母の老いを見ていられず、自分を慈しみ育ててくれた母親に優しくできない自分。

次はいつ来るの?と尋ねるすっかり耳の遠くなった母に、

『…… 分かんないよ』とつぶやいたことを思い出しています。

高齢出産だった純の母は、父が死んで70歳間近になった頃 あっという間に老人になり

純は20代から親の介護をすることに

昔は出来てたのになんで出来ないのかと母を責めてしまったり、電話で兄に助けを求めたりしてボロボロになっていた純。

人のすすめで園を紹介してもらい、母を老人ホームに入れることになった経緯がありました。

バスから降りた純は、偶然マスクをしていない真山と遭遇します。

親の介護や女友達の子育て話などのフタをしたい世界に関係ない人物だからか、軽く安堵する純。

また明日、と笑顔の純に、ポケットにあるものを取り出そうとする真山。

と、そこに突然、子どもの大きな声がして振り返ると…

そこには、沙織の子供をおんぶした武頼と、沙織の姿がありました

私の夫、と言う純の言葉に固まる真山。

子供が落としたぬいぐるみを拾おうとかがんだ沙織は少し膝を立て、すき間から下着が見えます。

そんな沙織の姿に武頼は、昔同じシチュエーションがあったことを思い出し、顔を紅潮させ…。

『なに あの顔』と純。

『旦那さん?浮気?え?…隠し子!?』と戸惑う真山。

旦那さんのところに行かなくていいのかという真山の言葉に、純は 放っておいて、と言い、

降りたばかりのバスに再び乗り込みます。

勢いで真山もバスに乗り、発車

(なに乗ってきてんの!?)と思いながら、大人げなく真山に当たった自分を責める純。

武頼に問い詰める内容の文面を打つものの、送ることができません

それには、もしも 浮気じゃなく本気だったら…という不安がありました。

終点の旭町ターミナルに到着し、真山に帰り方だけ伝えると、タクシーに乗り込みターミナルを後にします。

スマホに通知が入り、武頼かと思って見る純でしたが…、届いたのは仕事の給与明細。

タクシーを降りた純は「元・実家」の前に来ていました。

元 実家の前に佇み、今の自分の心もとない状況を思う純。

35歳で非正規雇用、給与は不安定。

父は他界し母は要介護2、所在さえもわからない兄。

老人ホーム費用に実家を売ったため、夫と離婚でもしたら帰る家すらない自分。

純の頬には一筋の涙。

一方、真山は、ターミナルのバス停のベンチでスマホにいまの心境を打ち込んでいます。

初めて自分の言葉で人が傷つくところを見た動揺、

他人なんてどうでもいいと思っていた自分が、意外な行動をとっていることに戸惑う真山

目の前にタクシーが停まり、純が降りてきます。

泣いているようにも見える純に、真山が駆け寄り…

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4話

泣きそうな顔の純に、借りたハンカチを渡し、浮気だと追い詰めたことを謝る真山。

純は、真山がそれだけを言うために1時間以上も待っていたことに驚き、

こんな時に自分を待っててくれる人がいたことを心強く思います。

帰りのバスは混みあっていて、純と真山は隣の席で、お互いを少し意識。

バスの中では音楽番組の上映がはじまっており、それをきっかけに二人は会話します。

会話の流れで、真山が日常抱えている不満を純の前で思い切りさらけ出したりも。

真山の年齢が23だということも発覚し、驚く純。

純は真山に八つ当たりしたことを謝り、待っていてくれたことへの素直な感謝を伝えるのでした。

純が帰宅すると武頼はすでに帰宅しベッドで寝ており、そのことに安堵します。

テーブルの上はカップラーメンやビールの缶が置いたままで、トイレットペーパーも切らしたまま。

スマホを大事そうに抱えながらいびきをかいて眠る武頼の姿に、モヤモヤを感じてしまう純。

純は忙しくしよう、と積極的に仕事を受け持ち、残業も厭いません。

純は、真山のことを真面目でいい子だと思うように。

真山は、純と接する時は顔のマスクを下にずらし、外すようになっていました。

その姿に、職場の人も驚きます。

武頼と一緒だった女性のことを考えないようにと、とにかく貰える仕事は全部しようと思う純。

お昼は、純の業務が多くなっていないか気にしてくれる真山を誘い、一緒に食べることに。

いつの間にかタメ口をきいてしまっている自分に気が付きあやまる純に、

真山はそのままでいいです、と言います。

純は、真山が使っているオンラインゲームアプリでフレンドにもなることに。

家でも考え事しないように、という思いが純にはありました。

『…チャットもできます』と、口元を隠しながらボソッと言う真山。

帰宅し、くつろぎながらゲームする純ですが、

仮に武頼を問い詰めて白状したとして、セックスレスの妻に勝ち目あるのかと、やはり考えてしまいます。

起床してきた武頼に変わった様子はないものの、いつもはスマホをスクロールするのみの指が文字を打っていることに気が付きます。

そんな武頼の姿にやっぱり我慢できない、と思う純。

武頼のSNSの友達欄から、「日曜日の競馬場」というネタを投稿している人物を探し…。

男友達の投稿にタグ付けされている人物に、「足立沙織」の名前がありました。

女と二人きりじゃなかったのはホッとしたものの、

ドキドキしながらその名前をタップすると…

あの日持っていたぬいぐるみとともに、笑顔で写る沙織の姿が。

その写真を見て、目を見開く純。

純の中にある女の勘が、警鐘を鳴らしていました

仕事に打ち込む純の後ろ姿を見つめる真山。

純は、沙織を調べたことを後悔していました。

それは、実体のないゴーストが名前と顔を得て実在する人間になってしまったから。

仕事終わりにショッピングモールを歩く純。

えい…っと踏み出し、

美容部員の友達・有希がいるお店に足を運びます。

純には、沙織よりも自分の方が年上に見えてそうで、不安な気持ちがありました。

旦那さんと何かあった?と有希に聞かれ、思わず言葉につまる純。

有希は持論を述べつつ、純を応援したいという気持ちを言葉にして、そっと背中を押します。

メイクをしてもらった純は、見違えるように美しくなっていました

今の自分を見て欲しい人…と 純は武頼への連絡画面を見つめ、

また最近 話せていない、と思います。

そのころ武頼は職場でスマホのLINE画面を開き…

沙織との会話。

武頼に相談事をして頼っていることを謝る沙織に、気にすんなと返信する武頼。

じゃあ今度は二人で会いたいという言葉に、武頼は「いいよ」と返信し…。

また一方、純にはオンラインゲームのチャットを通じて真山から連絡がありました。

純の様子を気にして、

今から少しだけ会いませんか?という真山に対し純は、

少しだけならと返信し…。

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5話

真山は書店で純からの返信画面を見ながら待っており、

顔からは、純を意識している様子が伝わってきます。

そこに現れたいつもと違う純に驚きつつ、

今日の純の様子が変だったことを心配する真山。

そんな彼に、純は、私が気付かないフリをしていれば事実にはならないと夫に対する素直な気持ちを話すのでした。

歓楽街の中をふたりは帰り、

純は夫以外の男の人とこうして歩いていることをどうしても考えてしまいます。

酔っ払ったおじさんたちとすれ違う際、真山に腕を引っ張られ、つい顔を赤らめたりも。

純が少し離れて気持ちを落ち着かせている間、道沿いのバーの店主に声をかけられる真山。

純との関係を聞かれ、少し考えた後『女の人です』と答えます。

真山から元気をもらい、純は武頼の反応に期待していました。

自宅で黒のノースリーブワンピースを着ていると、武頼が帰宅。

しかし、武頼は純のいつもと違う姿には何の反応も示さず、用事を頼むだけ

夫に魔法は効かない、と純は落胆し…。

朝、ふたりで食卓につくも、武頼はスマホを見ながら無言、

テレビからは行楽地ではしゃぐ楽しそうな子どもの声。

そこには、「おいしい」も「ありがとう」も 消えた現実がありました。

場面は変わり、会社で上司の五郎さんに声をかけられる武頼。

上機嫌の五郎さんになにかあったのか聞くと、60歳で初めて子供ができたことを打ち明けられます。

嬉しそうに話す五郎さんに、武頼はなにかを思います。

【武頼の回想】

夫婦の行為がうまくいかないことが続き、純に謝られたり気を遣われる武頼。

純がひそかに買ってきていた勝負下着を見つけて、

『これ履かれたら余計緊張するわ…』

『情けない…』

と、頭を抱えます。

さらに昔の、幼少期を回想。

威圧的な態度で怒鳴る父に、ショックを受ける幼い武頼

そういったことを思い返しながら、

『ー子供』

『かわいい、とは、 思うんですけどね』

と、五郎さんに背を向けるのでした。

一方、純の職場では

純や真山が上司から褒められたり、さらに力を貸してほしいと頼られる出来事が。

充実感に震える純に、よかったですね、と声をかける真山。

それに対し、純も笑顔を返します。

その仲の良さそうな姿を、同僚女性が見ていました。

喜びをかみしめながら職場の廊下を歩く純の耳に、偶然届いた同僚女性の話し声。

それは、純と真山が不倫をしているのではと疑う内容で…

聞いた純は、一瞬で凍り付きます。

帰ろうとする純に

途中まで…と声をかける真山ですが、純は敬語で断り、背を向けます。

仕事ぶりが評価され始めた真山に、自分との噂はなんのメリットもない

そう思いながらも、どうしても寂しさを感じてしまう純。

仕事で疲れてるだろうから、夫の好きな夜食を作ると話す純に、

純須さんも働いてるじゃないですか、と真山。

『…養って貰ってるし 夫婦だから思いやりが大事だし…夫婦だから…』

『それ 言い聞かせてるみたいですよ』

純は、真山の言葉になにも言えず、逃げるように帰ってきたことを思い返していました。

子供がいる友人のSNSがつらくなり、ニュースを読み始めると…

そこには、『夫がパートナーに変わった日』という体験談が。

読むと、やはり子供ができれば夫婦関係も変わるという気がしてきます。

疲れた顔で帰ってきた武頼に、

さっそく子供をどうするかという話題を切り出す純。

それに対し不満をあらわにする武頼に、純も思わずむっとした表情に。

『…じゃあ朝に話せばいいの?それとも休みの日?』

『…純に子育てできるの?

お母さんには…頼れないしさ すぐ悩むし思い詰めるし泣くし

ノイローゼになってそう』

(「さおりちゃん」以上のパンドラの箱を 開けてしまった)

まだお互い若い、と話す武頼に、女の体はそうはいかないと訴える純。

『高齢の親を持つ子供って苦労するんだよ 私とお母さんを知ってるでしょ?先のことも考えようよ!』

目の前のことだけ考えて生きる事がそんなに悪いか!?

武頼が怒鳴った後、一瞬静まる部屋。

先の事は考えられない、と言って、武頼はまた家を出て行ってしまいます。

どうしても子供が欲しいっていうんじゃない、

いなくても正直いい、一緒に生きていければそれでいい

ただ、一緒に悩んで欲しかった

 

この先もずっと一緒にいたいと思っているからこそ、

毎晩一人で食事して、毎日会話が減っていくことが寂しくて、どうにかしたいと思ったけれど

どうしていいかわからなかった、と思う純。

純は、ひとり声をあげて泣いていました。

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6話

寝ている子供の横で、金曜日に会うのはどうかという武頼からのLINEを見る沙織。

片手には『中学校アンケート』があり、『足立先生』への苦情が書かれています。

その後、競馬場のマスコットの写真をSNSにアップしたことに対して『教師のくせにギャンブルですか』という匿名のメッセージが携帯に届き…

私だって人間なのにと、疲れた様子で子供に寄り添います。

その頃武頼は、ホテルのベッドの上で『金曜に会おう』という沙織からの返信を見ていました。

純は夜通し考え眠れなかった様子。

自分の言葉や態度がどれだけ純を喜ばせたり悲しませたりするものなのか、全然わかっていない武頼への怒り、悲しみ、つらさ…

それを繰り返すうちに心配になり、結局『帰ってくる?大丈夫?』とLINEを送ってしまっています。

しかし、武頼からは返信はなく…。

疲れがたまったのか喉風邪をひいてしまった純は、マスクをしながらの仕事。

人に表情全部をみられないことに対し安心感を覚えます。

最近はマスクを外していることの多い真山。

純の心情を敏感に感じ取っていますが、声をかけることができません

定時であがる純はスマホを確認しますが、武頼からの連絡はなし。

年に数回しかないけんかをした際には、武頼はいつも徹底的に無視するというパターンをとりますが…

あんなに声を荒げられたのは初めてだ、と思う純。

そんな時に派遣会社から電話が入り、派遣元から次の契約更新で純を直接雇用したいという連絡が入ったと言われます。

自分の働きぶりを認められたことや、自活できる経済力を持てることに対し嬉しさがこみ上げる純。

その時、廊下ですれ違った会社の人たちが『真山って新卒がやってる企画ででかいミスやらかした』といううわさ話をしているのを聞き…

職場に戻ってみると、想像以上に大変そうなことになっていました。

パソコンに向かう真山の横に座る社員に、手伝うと声をかけますが、大丈夫と断る真山。

派遣さんには頼めない仕事と社員さんにも言われ、真山も背を向けたまま黙って会釈します。

その姿に、歯がゆさと距離を感じる純。

その帰り道、純は安定して稼ぎたいという思いから、直接雇用の話を受けようと決意します。

職場には真山と男性社員のふたりになっており…

社員は、やる気ないと思っていたけど言い訳せずに謝り、リカバリ案をすぐ持ってくる真山を認めているという話をします。

また、社員は純に惹かれつつある真山の心情も鋭く見抜いていました。

一方、武頼は沙織と夜景のみえるレストランで隣り合って食事

場所を選んだのは沙織のようです。

教師の仕事はどう?と聞く武頼に、報われる思いのときもあるけれど、愚痴や不満は2時間語っても尽きないと話す沙織。

沙織が高級なレストランを選んだのは、保護者や生徒に見つかったらすぐSNSでつぶやかれるという息苦しさからきていました。

また、武頼は沙織に純とケンカしていることを話し、頑張ってくれるほど自分が不甲斐なく見えてたまらないと悩みを吐き出します

結婚8年でいい旦那さんだと思うと沙織は言いますが、自分は違うと答えます。

そのうち、付き合っていたころの昔話をしていると、徐々に沙織の目つきがあやしくなり…

接近してきた沙織に鼓動を早くする武頼。

頭に一瞬純の顔がよぎりますが…、

ふたりはキスをしてしまいます

急に携帯が鳴り、電話をとる沙織の隣で呆然としている武頼。

子供が熱を出してしまったので、沙織は帰ることになります。

ひとり残された席で、お互い現実逃避をしているだけだ、とつぶやく武頼

その頃、純はひとりベッドで横になり、咳をして苦しそうにしていました。

その胸には、寂しかったけど必ず帰ってくるとわかっていた、前の方がよかったという思いがあります。

そんなときにお母さんが入所する老人ホームから連絡がはいり、お母さんの腎臓の数値が良くないので平日に一度来てもらいたいと言われます。

耳が聞こえにくくなり、足や視力も悪くなり、次は透析になりそうな母親の状態に、孤独と不安を感じる純

身体のつらさもあり、はやく帰って来てよと吐き出します。

(自分は武頼にとって無視してもいい存在なのか?

もうすぐ…)

養われなくても生きていけるようになるんだぞ…

純がベッドのうえで寝てしまった後、静かに帰ってきた武頼。

寝ている純に近づき、顔を近づけますが…

なにもせず、布団をかけてその場を離れます

着替えて洗面所に立つ武頼の目からは、一筋の涙がつたっていました

いい旦那さんという言葉や、上司からかけられた『一番の働きもんで実力者』という言葉、

行為がうまくいかなかった過去、ケンカした際の純。

沙織とキスし、下半身に熱いものが走ってしまった事、

眠る純にキスすらできない事

様々なことが胸をよぎり、

『なんでオレ… クソ野郎』

とうめくように吐き出します。

どうして現実は こんなにも容赦がないんだろう

沙織、武頼、純、真山は、それぞれの思いを胸に抱えながら沈んでいる様子でした。

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7話

純は何年振りかわからないほど久しぶりに、ほかの人がつくる料理の音と匂いで目を覚ましました。

ベッドから身体を起こすと、武頼が台所で温かいごはんをつくってくれています。

具合はよくなった?と聞く武頼に、思わずこみあげるものがある純。

武頼は、言い方がキツかったと先日のことを謝り、食べようと純を促します。

満点の妻なら聞かないかもしれないと思いながらも、どこに泊まっていたのか、1人だったのか問う純。

自分の好物をつくり、優しい言葉をかけてくれる武頼に対し、

【さおりちゃんと一緒だったからそんなに優しいの】

という言葉をゴクンと飲み込みます。

テレビもつけず、純と会話しようとする武頼の気持ちを感じ、

お母さんの件で老人ホームから連絡がきたことを話す純。

武頼は、休みをとって病院の説明を一緒に聞きにいくと言ってくれます。

自分の親を大事にしてくれる武頼のことを好きと思いながらも、内心、先日の言い争いへの回答がないことにイラつく

しかし、何かを話してまたこじれるくらいなら…と、その件についてはもう黙ろうと思うのでした。

一方職場で、純の様子に気が付く真山。

今日はなんとなく元気な感じがすることを不思議に思っているところへ、真山の想いを見抜いている先輩にからかわれます。

何がそんなによかったのかと聞かれ、顔を赤らめながら

『「また明日」とか「待っててくれてありがとう」とか』

とボソボソ答えますが、先輩には聞こえません。

人妻って欲求不満なイメージだし、そういう関係ならいけるんじゃないかと言う先輩の言葉には思わず…

そういうことがしたいんじゃない!』と大声を出す真山でした。

真山は昼食をとりながら、自分なりに純とどう関わりたいのか考えていました。

先輩とのやりとりを思い出し頭をぐしゃっとしながらも、

前に思いきり傷つけたから、もっとああいう顔にオレができたら…と、純の笑顔を思い浮かべるのでした

純はそのころ、派遣会社のほうで直接雇用についての説明を受けていました。

担当の男性と中年女性は、純が頑張ったからこそ短期間で雇用されたと笑顔で話してくれます。

男性が電話で席を外し、中年の女性職員とふたりになる純。

女性職員から、ご主人にはいい収入があるのにどうしてパートを始めたのかと聞かれます。

それに対し純は、正直な気持ちをぽつりぽつりと話し出すのでした。

夫が言った「子供は欲しい」に嬉しくなって、前の職場を辞めたこと。

夫からお小遣いをもらうのを申し訳なく思ったり、

母親じゃないのに専業主婦で家に居たら世間から責められてる気がしたこと。

パートを続けたりしたものの、自分の人生これでいいのかと悩みだしたこと。

母親や役職者の肩書きが無い自分には何もない気がして、だから変えたかった、と…。

それでもなかなか変われていないと話す純に、女性職員は

変わりたくて行動できるってすごいことですよ、と話し…

41歳で独身である自分の話を交えながら、自立できる経済力はあなたの強い味方になると励まします。

温かい言葉が胸に沁みる純。

それと同時に、

「ご主人に何かあったとき経済面でも支えてあげられる」という職員の言葉に、純は

(何かあったらー)と考えはじめるのでした。

もし武頼の命に関わる何かが起きても「子供はどうする」と聞くのか?

と自分に問う純。

純は即座に 聞かない、と思い、武頼が朝 家にいた時の安心感を思い出しながら、

生きていてくれるだけで十分だと考えます。

子供のことも自分の独りよがりだった…と思う純ですが、

子供がいない夫婦の毎日って何なんだろうという気持ちもわきあがってきます。

死ぬまでセックスはがまん…と思いかけて、またその感情を飲み込む純。

夫って、パートナーって何なのか?と考えても明確な答えは出ず…

武頼はいつも優しくて揉める発端はいつも私だ、と考えます。

武頼に笑っててほしい、そのためには私が黙って笑っていればいい、

「さおりちゃん」にいかれたくない…

親もああだし 一人になりたくない、と思う純

純はさらに帰り道で考えます。

いらついたら武頼がいなくなるよりマシだって思え、生きててくれてありがとう、と…。

しかし、純の足は止まり…、

聞きたい話やしたい話にフタをして笑える自信が今はない…という思うのでした。

自分のことを人間の器が小さいとモヤモヤする純は、

格言めいた本が読みたくなり本屋をおとずれます。

そこで目にしたのは、雑誌を立ち読みする真山の姿

純がやってきた本屋は、以前有希にメイクをしてもらった時、真山と待ち合わせした場所でした。

気まずさから違う所にいこうと思う純でしたが、本屋の店員に押される形で真山に気付かれます。

お疲れ様です、と真山が話しかけてくれたことに少しほっとしながら会話する純。

敬語をやめて前みたいに話してほしいと言う真山に対し、初めて彼の思いに勘づき始めます。

外に出ませんか、と話す真山と一緒にやってきたのは、公園のベンチ。

フレンドと連携組んだら進めやすいとゲームに興じる真山の隣でゲームしつつ、純は少し拍子抜けしてしまいます。

今日はいいことあったんですか?と聞く真山に対し、あいまいに答える純。

旦那さんとですか?と聞かれ言葉に詰まったとき、真山がゲームでミスしてしまい、ゲームオーバー。

思わず笑い声をあげる純を見て、

『ー笑ってると嬉しいです』と言う真山

その言葉に、純の鼓動は強くなります。

楽しかったから…と答える純に、

よかった、とほほ笑む真山

純は、最近自分に元気をくれる人は、

夫より…

と目の前にいる彼を見ながら思い始めます。

武頼はそのころ現場の作業中。

この前の埋め合わせに次いつ会える?という沙織のラインに対し、

『しばらく忙しくなる』と返信していました。

若い男の子が私なんかに、自惚れるな…と鼓動を早くしながらも、自分を見つめる真山から目が離せない純

『純須さん オレ…』

『純須さんのことが気になって仕方ありません』

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